llms.txtは時間の無駄??
公開日:2025/06/26
この記事をざっくりまとめると・・・
llms.txtの実験から、GoogleのAIシステムがこれを使わないという記事に納得。小手先の操作だと感じたからです。しかし、ChatGPTがllms.txtの情報を拾った経験もあり、完全に割り切れていません。ただ、この経験で「ちゃんとしたデータ構造と役立つコンテンツ作り」というWebの基本が大切だと再認識しました。llms.txt記述でYAMLによる情報整理の利点も発見。もう少し検証は続けます。
・・・ということが書いてあります。
追記)こちらの記事は当初の実体験に基づくものです。様々な記事や実体験から一部感想が変わっている過程にはありますが、「以前はこうであった」を記録しておくためにそのままの記事として残しています。
過去の記事にて、LLMs.txtについて書きました。いろいろと実験をしながら知見を溜めていくつもりが最近こういう記事を改めて目にしたので、急遽この内容と自分の状況について考えてみようと思いました。
記事に書いてあることに非常に納得した
記事の中に書いてある
そもそも、LLMs.txt は簡単に操作できます。
スパムの温床になりそうな仕組みを Google が採用するとは到底思えません。
という部分ですが、これはとても納得のできるものでした。確かに自分自身がllms.txtを色々考える際にどこか恣意的なものが働いていることは否めません。スパムの温床とまでは私自身はしておりませんが、「引っかかるように」という魂胆がそこにはあるので、結果的に操作したといえば操作してるんだろうなとは感じました。
https://webtan.impress.co.jp/e/2025/05/09/49123/page/1#item02
こちらの記事にもありましたが、
「サイトは本当に、LLMs.txtに書かれたとおりのものなのだろうか?」――確認すればわかることだ。であれば、最初からサイトを直接チェックすればいいのではないだろうか?
これもぐうの音が出ないといえば出ない内容ではあります。
実際感じていた「なんだかなぁ」な感じ
先日こんな記事を書きながら言うのもなんですが、llms.txtの件を書いている時には、先ほど書いてあったような、何かしらの小手先感のある操作をしている感じがしていました。・・という言語化ができたのは、上記に記事を読んだ結果であることは確かです。
確かにLLMOという考え方は大切だし、そのためには何をしたらいいかを考えるのは必要な時間であるとは思います。llms.txtそれ自体がどうこうというのではなく、LLMOに対してのアプローチはいくつもあっていいと思いますし、その一つに今の所llms.txtというものがあったわけですが、この数週間でちょっと違うなという感じは受けたのは事実。
もう一つの事実
しかし、もう一つの事実としてこれは毎回ではありませんでしたが、ChatGPTがllms.txtにしか記載していかったことを拾って回答してきていたという状況もひとつの結果ではあるという事実があります。
繰り返しになりますが、毎回ではないというのが施策としての再現性が乏しい状況であるためなんともいえない状況です。
正直まだどちらかはわからないが、根底にあることは・・・
正直まだこの時点では、上記のサイトにあるような内容をもとに「割り切る」というところまで自分自身が達していないという状況だとはいえます。
再現性のある結果がまだ出てきていない。
いや再現性がないならもともとNGでしょ?と言いたくもなるのはわかりますが、先の通りちゃんと読んだという奇跡的な実績があるからこそ何か踏ん切りがつかないのかな?とは思います。
ただ、今回の記事を読んだことによって、llms.txtの小手先な技感が自分の中では強まりました。もう少し検証してみて判断しましょう。
そして、この小手先感のあるものとは違い根底にあるもの・・も感じることができました。それはやはりベタではありますが「ちゃんとしたデータ構造で、役にたつコンテンツを作る」ということです。
構造化マークアップ、意味のあるHTML、被リンクをいただけるようにする・・・
Webページを作る上で根底にあるものをまずはちゃんとしましょう。ということですね。
llms.txtを書いたことでの利点
いろんな気持ちがありますが、llms.txtを書いてみたことによる利点をひとつ述べておきます。それはYAMLの形式で書くことにより色々と情報整理ができたということです。生成AI向けにYAML形式でllms.txtを書く上で、いろんな情報の削ぎ落としを行うことになるのですが、そいでそいでそいだら、普段自分がどれだけ装飾のある情報を発信してるのか・・ということにぶち当たりました。
情報アーキテクト(インフォメーションアーキテクト)であるが故の職業病のようなものなのかもしれませんが、そんなことを感じました。
PS もう少しだけ触ってみようと思います。

著者:稲本浩介
コミュニケーション設計所代表/情報アーキテクト
「わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?」を常に考える福岡の情報アーキテクト(IA)。前職では主にWebサイト制作にディレクターやエンジニアとして関わり、ホームセンターや老舗菓子メーカーのEC事業の構築および運用にゼロから携わる
。その活動は、ウェブサイトの枠に限定せず、動画やイベント実施などコミュニケーションという視点でのわかりやすさを追求。大学や社会人講座、企業における講演経験もあり多方面にて活動中。
▶︎ X(Twitter): @sevenina



