SEO/AEO/LLMOなどあらゆる”O”
公開日:2025/08/14
この記事をざっくりまとめると・・・
SEOはAI時代に形を変え、AEOやLLMOなど新たな最適化も登場。だが本質は相手に届く丁寧な最適化=“O”である。
・・・ということが書いてあります。
SEOの変化と「検索」のこれから
ウェブサイト制作の現場では、しばらくの間SEOというワードが呪いのように制作サイドを縛ってきたわけですが、最近になって生成AIの登場に伴い、「検索」という行為そのものが変化してました。ある方面では、「SEOはオワコン」みたいなスパイシーなワードも出てきています。
確かにSEOはこれまでのそれとはその言葉がもつパワーとしては弱まるかもしれません。状況として「検索」という行為からの変化に伴い、SEOという言葉の略す前であるSearch Engineつまり検索エンジンとの関わり方が変わってくるので、それはそれで当然のことかなと思います。SEOつまり検索エンジンに対しての最適化というもの自体は確実になくなりませんが、他のアプローチも必要になってくるといった感じでしょうか?
AEO・LLMOという新しい最適化の考え方
変わって登場してきたのが、AEOやLLMOです。簡単に言えば、生成AIを含むAIに最適化させていくという施策。まだ言葉が定まっていないので、それこそSEO的にはすごく難しいところではありますが、まぁとりあえずAIに最適化させていこうという話です。言ってることは当然だし、よくわかるのですが、AEOとかLLMOという言葉に踊らされるのが好きなのが多いのがこのウェブ業界かなと思うところもあります。
確かにそれぞれの作法やそれぞれのAIが好みそうな書き方というのはどうやら存在するらしいです。私自身も色々と試しているのですが、これ!という正解がないのも事実。
でもふと思うんですね。確かに、コンピューターやプログラムというのが相手だとするとある程度のルールの中でのゲームっぽいので、そりゃ一定の書き方がベースになってくるとは思います。少し視点をずらしてこれが「人」だったらどうでしょう?一定のルールでちゃんと伝わるのであれば、苦労はしません。みんなが同じものを見て同じように判断してくれるのならばここまでコミュニケーションが粗雑になることはないでしょう。
しかし実態の人間社会はそうではありません。受け手がバラバラ。受け手の思考がバラバラで捉え方もバラバラで情報の扱いそれ自体もバラバラなんです。だから、人間。
相手が人工であるとは言え、知能になったわけですから、1つのルールに適応されるってことはなかなかないのが、おそらくこれからのコンテンツ作りとコンテンツの届け方なんだと思うのです。
本質は「きちんと作る」ことと最適化
じゃあ、どうしたらいいのか?
このブログでも再三にわかって書いているのですが、結局はきちんと作るってことじゃないかと思うのです。SEOでもAEOでもLLMOでも結局、相手(人であればプログラムであれAIであれ)に小手先ではなくきちんと伝えることを意識することが大切じゃないでしょうか?
「ド」がつくほどの基本的なマークアップができているか?
すべてはそこから始まる気がして仕方ありません。少し話はずれますが、アクセシビリティだってそうです。私の感覚としては、アクセシビリティは意図した最適なマークアップがされていれば、多くのことがクリアできるもののように思います。実はこの意図した最適なマークアップというのは結局SEOに繋がり、最近さらに感じているのはそれは、AEOやLLMOに繋がっていきます。
結局”O”なんだと思うんです。相手がなんであれ、”O”つまり最適化させていくことがすべてです。

著者:稲本浩介
コミュニケーション設計所代表/情報アーキテクト
「わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?」を常に考える福岡の情報アーキテクト(IA)。前職では主にWebサイト制作にディレクターやエンジニアとして関わり、ホームセンターや老舗菓子メーカーのEC事業の構築および運用にゼロから携わる
。その活動は、ウェブサイトの枠に限定せず、動画やイベント実施などコミュニケーションという視点でのわかりやすさを追求。大学や社会人講座、企業における講演経験もあり多方面にて活動中。
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