生成AIとGA4を接続して解析がバージョンアップした

公開日:2026/01/22

この記事をざっくりまとめると・・・

生成AIとGA4を接続するという方法を実際に試してみた結果を書きました。

・・・ということが書いてあります。

生成AIとGA4を接続して解析がバージョンアップした

※この記事は、投稿時の話になります。昨今の生成AIの進化スピードを考えると投稿日の数ヶ月後にはこの内容や感想は変化することになるかもしれません。あらかじめご了承ください。

生成AIとGA4を接続するとは?

具体的な日時は覚えていませんが、あるオンラインセミナーを受けた時、アクセス解析といえばこの人という感じを持っている小川卓さんの講座にて「GA4と生成AIを接続して・・・」の内容を聞くことができました。

キーワードは「MCPサーバー」。正直そのタイミングまで私はこの言葉をしらず、そこで知ったわけですが「なんと、そんなことがもうできるのか」と感動したものです。

セミナーでも紹介されていたのですが、ClaudeとGA4をMCPサーバーを使って接続するというものです。ChatGPTやGeminiとの接続方法もそのとき試したのですが、最もスムーズに接続設定ができて、また生成AIとやりとりをするインターフェースについても都合がよかったので、私はClaudeを選択しました。※これは好みがあると思います。

生成AIとGA4を接続したらどうなる?

簡単にいえば、聞けば答えてくれるようになるということです。自分でGA4の画面で何かのデータを見ようとしたら、レポートを開いたり絞り込んだり・・と、もちろんそれでできるにはできるのですが、生成AI(Claude)に例えば「12月のこの商品のPV数ってどうなってる?」と自然言語で聞くだけで答えてくれるのです。これは、非常に便利。

解析してくれるなら人はいらない?

おそらくこれだけ生成AIでGA4のデータを見ることができるようになると、必ず聞かれる質問じゃないでしょうか?あくまで私個人の見解ですが、「逆に人が必要」ということになっていくと思います。先ほどの通り「12月のこの商品のPV数ってどうなってる?」と問うのはやはり人なのです。

「問う」ということはどういうことか・・。それはそこに何かしらの疑問や課題を持っている証拠だとはいえませんか?

もちろん、ただ数値データを並べておいて納得、満足というものでしたら人はいらなくなるでしょう。しかし、それで何が起こるのでしょうか?

アクセス解析とはなにか?を考える

そもそもアクセス解析とはなんでしょう?私の考え方として健康診断という感じなのです。私たちも健康診断において、身長や体重、コレステロール値、尿酸値、白血球・・・といろんな数値データを得ます。いろんな数値を見ながら最後に「診察」ということでそれらの数値をもとに医師が所見を述べたり、何かしらの会話をしてくれて、「もう少し運動しましょうかね」「お酒は控えましょうね」「もう少し痩せないと」などと指示をくれるわけです。その指示にしたがうかどうかはさておき、そこまで含めて健康診断です。

アクセス解析も同じ。いろんな数値データをもとに所見が述べられ、アドバイスに繋げてなんぼです。

数値を出して終わり・・は健康診断の結果だけをみて満足・・な状況といえます。

生成AIとGA4を繋げて何が変わったのか?

完全に個人的な見解となりますが、はっきり言って、考えることが増えました。データの抽出や集計は生成AIのほうが早いしお得意です。そこから出てくる生成AIのコメントをもとにさらにこちらから質問をしたり、別のデータとの相関が気になったり・・と本当に思考することが増えた気がします。

その結果ですが、今まで気が付かなかった視点を見つけることができ正直自分自身のアクセス解析におけるレベルが上がっています。もともとが低いのかもしれませんが、とりあえず上がっています。

生成AIとGA4を繋げて、良いと思うことをざっとあげると

✅ データの抽出や集計が楽
✅ 抽出や集計をしたものを見ながら「あ、違う」と思ったら気兼ねなく方向変換できる
✅ 思いつくままに気になることを聞いてみてもデータから返してくれる
✅ とっちらかったパーツ的な解析内容や考察に関しても最終的にまとめてくれる

そもそも生成AIの解析や考察は正しいのか?

これもよく聞かれる質問かと思います。誤解を恐れずにいうと「わからん」という回答になります。では生成AIじゃなくて、いわゆる解析のプロとされる方々がデータを見ながら考察をしたときに、それは正しいのでしょうか?もちろん正しいでしょう。

では、解析のプロとされる方が10人いて同じデータを見て全員が同じ考察を行うと思いますか?

私は正直思いません。

では、10人それぞれが考察を出して、どれか1つが正解であと9つは間違いなのでしょうか?

私はそうは思いません。

それと一緒じゃないでしょうか?生成AIとGA4を接続して出してくる考察もひとつの考察として捉えれば「この問いへの回答」は自ずと導かれるような気がしています。いかがでしょうか?

まとめ

生成AIとGA4を接続することで便利になることは確かでした。しかし、この便利をただの便利で終わらせるのか、それとも自分のバージョンアップに繋げていくのか・・。今回はGA4、アクセス解析という文脈での話になりましたが、生成AI全般に言えることのように思います。

AIとうまく付き合っていくというのはこういうことのように思います。

参考にした記事

データ分析はAIで次のステージへ。GA4×生成AIで実現する超高速PDCA

代表 稲本浩介

著者:稲本浩介

コミュニケーション設計所代表/情報アーキテクト
「わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?」を常に考える福岡の情報アーキテクト(IA)。前職では主にWebサイト制作にディレクターやエンジニアとして関わり、ホームセンターや老舗菓子メーカーのEC事業の構築および運用にゼロから携わる 。その活動は、ウェブサイトの枠に限定せず、動画やイベント実施などコミュニケーションという視点でのわかりやすさを追求。大学や社会人講座、企業における講演経験もあり多方面にて活動中。
▶︎ X(Twitter): @sevenina

FAQ

ときどきお尋ねいただくことをまとめました。

ECサイトの構築はできますか?
ご要望やご予算に応じて、モールへの出店、出品、自社ECの構築など最適なものをご提案いたします。ECサイトと言っても、商品構成や運用体制、顧客との関わり方などによって、構築方法や運用方法は大きく異なります。しっかりとした継続運用ができる環境を整えることができるよう一緒に考えましょう。
なお、弊社はmakeshopとパートナー契約を結んでおります。
商品の販促に関して相談することはできますか?
もちろんです。私たちはデジタルを活用した販促活動にこだわることなく、時にはアナログ(フィジカル)な販促活動もご提案します。様々な手法やツールを網羅的に把握することで最適解を導き出し、ご提案いたします。
ウェブサイトの解析はできますか?
主に、GoogleAnalytics(GA4)を活用し、解析を行います。サイトの特性に応じて解析期間などを設け、定期的にレポーティングも可能です。可能であれば一定期間のお取り組みの中で解析と改善を繰り返すPDCAサイクルを回すことができればと考えております。