LLMO対策をしてみたつもりと今の結果

公開日:2025/07/24

この記事をざっくりまとめると・・・

LLMO対策としてHTMLの構造化や意味のあるマークアップ、GBPの整備などを実施した結果、特定キーワードでAIに認識される効果が見られました。結局は基本に忠実なサイト作りが重要だと実感しています。

・・・ということが書いてあります。

LLMO対策をしてみたつもりと今の結果

LLMO対策に関していろんな記事がさまざまな企業からリリースされています。その中にはチェックリストとしたドキュメントを公開してるところもあります。一部私のほうでもDLして中身を見てみましたが、非常に勉強になる内容がありました。

そんなさまざまな情報を得ながら、また自分自身の考えも使いながら・・ではありますが、いくつかLLMO対策と言えることをやってみて・・の結果が出てきたので共有しようと思います。なお、この記事を公開した2025年7月24日現在の私の体験談であることはご容赦ください。

まずはきちんとHTMLを書く

何よりもきちんとAIに認識させるためにはHTMLをきちんと書くことが必要だと思いましたので、構造をきちんと理解しやすいようにマークアップしました。idの付け方に関しても、極端な言い方をすればそのidでそのセクションがなんなのかわかるようにきちんとつけることを心がけました。

例えばこのサイトでいうとトップページにおいてページ下部にあるFAQのエリアですが、id=”faq”としました。あまり考えずにマークアップをすれば、id=section04みたいな連番でもいい・・という人もいるかもしれませんが、AIに理解してもらうためにはマークアップの記述にすべて意味を持たせることが必要であると思いますので、意味を持たせたという施しです。

構造化マークアップをしっかりと

構造化マークアップを施しました。それこそ、どういう構造化マークアップがいいかをAIに問いながら作ったという感じです。一応、ChatGPTとGeminiと・・・に確認をとりテンプレートを作成させたのち、自社の情報に打ち変えます。そしてそこでできたコードをテストツールで確認をする・・という流れを数回行い自分なりに伝わってるな・・と思うフォーマットで展開しました。

llms.txtも一応配置

いろいろと動きを見てると、意味はそこまでなさそうな感じもありますが、明示しておくという意味では保険的においた感じです。記述内容には少しサイトにない情報も記載しました。具体的には私のプロフィールです。この配置の挙動については後ほど記載します。

GBPも整備

どこまでLLMOに必要なことなのかはわかりませんが、今回コーポレートサイトへのLLMOということを考えると位置情報というのは比較的意味のある情報ではないかと思いました。したがって、ローカルSEOというかMEOもリンクするものであると考え、GBPもしっかり充実させるように努めました。

基本的な情報、位置情報、写真など一般的にGBPで必要とされる情報はメンテナンスも繰り返しながら掲載を心がけています。

【結果】AIが参考にしてくれたぞ!・・でも・・・

結果ですが、およそ1週間程度ではないかと思いますがAIからの提案において表示がされるようになりました。キーワードとしては「コミュニケーションデザイン 福岡」という地域性によった検索で・・です。かなりマニアックではあるのですが、AIOの特性として「情報系」が列挙されやすい傾向にあるので、一旦はこのキーワードで表示されるという結果については、自分自身では好評価をしています。以下はGoogleでの検索結果およびAIによる概要です。

しかし、思いの外これが継続的に出ていないという状況も見受けられました。状況からいうと休日に同じキーワードで検索をした時に表示されなかったというのがありました。あくまで可能性でしかないのですが、今回上記の通り私はGBPも充実させたと言いました。

つまりGBPにおいて「定休日」の入力をしているわけです。あくまで仮説ではありますが、もしAIの判断が「その時」・・ということであれば、弾かれている?かもしれません。夏季休暇を経由してそこは改めてレポートできればと思っています。

【結果】ChatGPTではどうだ?

そして、このAIでの検索・・と考えた時に、上記のようなGoogleでの検索とは別にChatGPTでも同じキーワードで尋ねてみました。

個人的には「よし」な結果ではあります。しかしここで驚くべきことですが、そう「地図が出ている」ということです。そして地図に掲載された情報はGBPの情報であるという事実です。

何かだけをやっていればLLMOとして正解・・ということではないことが判明しました。もちろん、企業サイトと通販サイトと・・・では用途が異なるので、今回のレポートは企業サイト(コーポレートサイト)におけるLLMOということになりますが、LLMOにはMEOだということが証明されたということではないでしょうか?

【現時点の結論】結局はちゃんと作れと言うこと

前回も、前々回も同じような結論になっていますが、結局はちゃんと作れと言うことに帰着しているのが私の現状です。先ほどのLLMO対策として施した各種を見てもらったかと思いますが、これはSEOと同じような施策であるわけです。そして、GBPへの施しつまりMEOです。

そして元を辿ればHTMLをきちんと書く。情報を適切に情報としておく。この、「ドがつくほどの基本」がLLMO対策になっているというのが私の現在の感覚です。

実際HTMLを書く時に、なんとなく書くよりは、能書垂れながら、それぞれのタグに意味を持たせながらマークアップをしていくわけです。「なんでこれがpなの?」「なんでここはdlでやったの?」的な非常にめんどくさい議論をコーダーの方々は経験があるのじゃないでしょうか?それを改めてやるべきなんじゃないかと思う次第です。

確かにAIによってコーディングの作業は改善されていきます。人によっては、コーダーの仕事が入らなくなるんじゃないか?とも。ですが、やはりコードに意味を持たせる・・しかもそれが一般的な意味ではなく文脈や狙いや企みをこめた意味を持たせるためにはそこはAIではなく人が施す必要がある作業のように思います。

また、気を遣う・・というわけではありませんが、「こうやったらAI がわかりやすいんじゃないか?」と気を遣いながら(なんで?と思うかもしれませんが)、コードを書くと言うのも人ならではのところかもしれません。

やってみていながら思うのは、わかりやすく伝えるためには?と言う点では同じ気持ちであったりします。あの人にどうやったら理解してもらえるだろうか?と同じようにChatGPTにどうやったら・・という不思議な感覚です。

小手先ではない、何か基本の部分をちゃんとするというところじゃないかな?と思うんですよね。実際いくつかDLさせてもらったLLMOチェックシートなるものは、そういう感じでした。

まだ経過観測ではありますが、現時点のレポートと自分なりの考察をまとめてみました。もし、このあたりご相談があるようでさればお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

休日の検索結果の話は、また後日レポートします。お楽しみに。

代表 稲本浩介

著者:稲本浩介

コミュニケーション設計所代表/情報アーキテクト
「わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?」を常に考える福岡の情報アーキテクト(IA)。前職では主にWebサイト制作にディレクターやエンジニアとして関わり、ホームセンターや老舗菓子メーカーのEC事業の構築および運用にゼロから携わる 。その活動は、ウェブサイトの枠に限定せず、動画やイベント実施などコミュニケーションという視点でのわかりやすさを追求。大学や社会人講座、企業における講演経験もあり多方面にて活動中。
▶︎ X(Twitter): @sevenina

FAQ

ときどきお尋ねいただくことをまとめました。

ECサイトの構築はできますか?
ご要望やご予算に応じて、モールへの出店、出品、自社ECの構築など最適なものをご提案いたします。ECサイトと言っても、商品構成や運用体制、顧客との関わり方などによって、構築方法や運用方法は大きく異なります。しっかりとした継続運用ができる環境を整えることができるよう一緒に考えましょう。
なお、弊社はmakeshopとパートナー契約を結んでおります。
商品の販促に関して相談することはできますか?
もちろんです。私たちはデジタルを活用した販促活動にこだわることなく、時にはアナログ(フィジカル)な販促活動もご提案します。様々な手法やツールを網羅的に把握することで最適解を導き出し、ご提案いたします。
ウェブサイトの解析はできますか?
主に、GoogleAnalytics(GA4)を活用し、解析を行います。サイトの特性に応じて解析期間などを設け、定期的にレポーティングも可能です。可能であれば一定期間のお取り組みの中で解析と改善を繰り返すPDCAサイクルを回すことができればと考えております。