プレゼンテーションをよくする
公開日:2025/08/28
この記事をざっくりまとめると・・・
プレゼンは内容だけでなく目線が大切。画面ばかり見ず相手を見て話すことで反応を感じ取り、伝わるコミュニケーションにつながります。
・・・ということが書いてあります。
何かしらの発表をする・・というものは、どれだけAIが一般的になっても最終的には人がやること・・のひとつではないかと思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
今回はプレゼンテーションにフォーカスを当てながらコミュニケーションについてアプローチをしてみようと思います。
先日、ある大学へ訪問し特別講座の講評会に参加してきました。講評者としてその会に参加させてもらうのは、4回目になります。毎回発表の内容に感心しながらも、プレゼンテーション(発表)の仕方に対してちょっと小言を言わせてもらう機会があります。
それは、目線です。
発表の内容は素晴らしいのですが、発表にしかたによって印象が変わる・・というのは皆さんよくお分かりだと思います。昨今すごく多いなぁと思うのが、画面だけを見ながら話をしているという状況。
オンラインミーティングの影響か?
勝手な印象ではありますが、これはオンラインミーティングの影響ではないかと思っています。オンラインミーティング、またオンラインセミナーをする際に我々はどうしても画面を見ながら話をします。加えて、資料の提示・資料の共有をしてもそれは同じ画面の中で展開され画面上の資料を見ながら話をすることが多くなっています。
次の画像(※chatGPTで作成)を見てください。こういうスタイルでプレゼンテーションをする人を見かけませんか?そして皆さんはいかがでしょう?ついつい、このスタイルでずっとプレゼンテーションをしてしまっている・・なんてことはないでしょうか?

もちろん画面を動かすなどの対応をすべきことはありますので、その際にはこのようなスタイルになることは当然なのです。しかし、たまに・・ではありますが、ずっとこのモードで話をしてる人がいます。
誰に向かって話しているか
気にしておくべきは、誰に向かって話をしているのか?ではないでしょうか。目の前に聞いてくれる人がリアルでいるにも関わらず画面ばかりを見ているのは、いくつかの問題が発生しかねません。
例えば、関心度です。画面ばかりを見ていては聞いてくれている人の反応は見えません。例えば関心がない状態であれば話題を変えないと行けませんが、関心の有無が画面だけでは感じ取ることができません。当然ですよね。
相手の顔色を見るのはコミュニケーションにおいては基本の行動だと思うのですが、最近のプレゼンテーションにはそれが少し欠けているような感じも受けます。
どうしても、資料を見ないと不安だという人はまずはたまに顔をあげてみましょう。それが緊張する・・という方がいるかもしれませんが、伝えたいのであれば相手を見るべきです。

せっかく資料は投影されている
せっかく資料は投影されています。・・であれば、資料を見るなら手元の画面ではなく投影された方をみませんか?そうすると目線は上がりますので、声も出しやすくなります。
ただここで注意が必要です。これまた、先ほどの画面を見るというものの延長になるのですが、次に厄介なのは、投影された資料を凝視する・・というパターンを避けなければなりません。これをしてしまうと画面を見ているのとあまり変わらないプレゼンテーション(コミュニケーション)になってしまいます。

目指すべきはこんな感じ(イメージ)

目指すべきプレゼンテーションはこんな感じじゃないでしょうか?
聞いてくれる人をみて話し、資料を説明する。シンプルな構造なのですが、このスタイルになるまでにはいろんな練習をしなければならないのも事実です。しかし、一度考えてみましょう。
資料の説明を聞くだけならあなたじゃなくてもいい。
反応も関係なく、読み上げるだけなら録音しておけばいい。
私はそう思います。プレゼンテーションだって、コミュニケーションのひとつです。相手があってのこと。相手に届けてなんぼのものです。
まずは、手元の画面を凝視してプレゼンをしていないか・・・。一度確認してみてください。簡単な改善からやってみるだけでプレゼンテーションの質というものは大きく変わります。
結果的に「伝わるプレゼンテーション」になります。

著者:稲本浩介
コミュニケーション設計所代表/情報アーキテクト
「わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?」を常に考える福岡の情報アーキテクト(IA)。前職では主にWebサイト制作にディレクターやエンジニアとして関わり、ホームセンターや老舗菓子メーカーのEC事業の構築および運用にゼロから携わる
。その活動は、ウェブサイトの枠に限定せず、動画やイベント実施などコミュニケーションという視点でのわかりやすさを追求。大学や社会人講座、企業における講演経験もあり多方面にて活動中。
▶︎ X(Twitter): @sevenina



