合同会社コミュニケーション設計所とは

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会社設立しました 〜 合同会社 コミュニケーション設計所とは

こんにちは。コミュニケーション設計所の代表の稲本です。(この言い方はおそらく今回まで)

2025年4月に「合同会社コミュニケーション設計所」を立ち上げました。

読んで字の如く、「コミュニケーションの設計をする会社」です。

今や世の中にはさまざまな伝達手法が転がっています。またどんどん新しいツールや仕組み、時には法律も出来上がってくるほど、コミュニケーションという言葉一つでもその捉え方は大きく異なります。

しかし、人が生きていく上で、また企業が事業を行なっていく上で、コミュニケーションというものは切っても切り離すことができないものであるということは多くの方が「そりゃそうだ」と思えることでしょう。

そんな中立ち上げた「コミュニケーション設計所」。

今回はこの会社について、なんでこんな企業を作ってみたのか・・・ということにフォーカスを当てて記事を書いてみようと思います。

今だからこそ見つめたいコミュニケーションの大切さ

私の中にある思いとして、「わざわざ悪いコミュニケーションを作りたいと思っている人はいない」というものがあります。もし悪いコミュニケーションを取りたいと思うならば、無視すればいいわけで、わざわざその状況をパワーをかけて作り出したい人なんていない・・・というか、そんなの無駄な時間だと思っています。

逆に言えば、何かしらコミュニケーションを取ろうとしている人(企業)は、相手(顧客/ユーザーなど)との間に、「良い関係性」を産みたいと思っているに違いありません。しかしながら、それは時に「うまく伝わらない」「間違って伝わる」「なんか届かない」という状況を生み出し、結果的に「ミス」や「ロス」が生まれているのも事実です。

もう一度言いますが、それは決して「わざわざ悪いコミュニケーションを産んでやる!」と意気込んで組み立てられたものではなく、何か歯車や色合いがずれてしまったり、「そこじゃないよ」ということを行なっていたりすることで図らずも生まれてしまった「ミス」や「ロス」です。

特に、最近は道具が散乱しています。インターネットという言葉でまとめてしまっては雑すぎるくらいのものがあるのはご承知の通りですが、SNSという言葉でまとめてもそれは多くあります。もっと極端に言えば、インスタという中でもコミュニケーションの取り方は、インフルエンサーと企業と個人では異なります。

その多種多様というか、無限にあるコミュニケーションの手法に踊らされるのではなく、適材適所で使い分ける考え方がこれから大切だと思ったわけです。つまり原点である「コミュニケーション」を大切にするということです。

コミュニケーションを設計する技術

たまたまではありますが、私は前職にていろんな経験をさせてもらいました。ご存知の方もいらっしゃいますが、ウェブサイトの制作や企画、映像コンテンツの企画や進行、社内ごとではありましたが大きなイベントのプロデュースや映画の監督(謎)。ウェブサイトで言えば、コーポレートサイトから通販サイト。大規模(30万SKUを取り扱う)から単品通販のLPまで。本当に、大小、左右さまざまなものを作ってきました。

この経験をしていくうちに、ウェブサイトを作っただけではコミュニケーションがうまく仕上がるわけではないことを痛感し、その先にある売り上げなどにもなかなか貢献できない状況にあることを多く感じていました。

だからこそ、原点であるコミュニケーションに軸足を置き直すことで、目的と手段を自分の中で明確にしていきたいと思った次第です。

どうしてもウェブサイトに限定してしまうと、どこか手段の目的化がおこる気がしてしまい、ウェブサイトのためのコミュニケーションと逆転が起こっていることが感じられたのでした。

コロナで感じた「実は見てない」という実体験

こういう考えに至ったのは、実はコロナ禍にあります。私自身コロナに罹患し、休養をとっていた時のことを少し話します。コロナでぶっ倒れていた時、その間はそれはそれはシンドイ状況ではありましたが、ある程度治った後。隔離生活がまだまだ継続していた最中、することがないので手元のスマホを当然いじるわけですが、ふと気づいたのです。

「俺、ウェブサイト見てねーぞ?」

と。確かにインターネットコンテンツは見ていました。商品を探そうとしてAmazonや楽天を開き、動画でも見るか・・とYoutubeを開き、最近のニュースどうだ?とニュース系のサイトを開く。情報はインターネットから集めていたのですが、見る先/読む先は各社のコンテンツではなくいわゆる「メディア」でしかなかったのです。

自分で分析してみました。どうやって情報を得ているか?SNSで情報をゲットしていることは間違いありませんでした。しかし、そこからいく先は別にコーポレートサイトやその会社が運営する会社ではない。。。でも私はその会社の情報に触れている、そして買っている。

・・・これはどういうことだ?と考えた時、目的と手段が自分の中でよくわからない音を立てて白黒をつけ始めたのです。

サイトを見てもらいたいんじゃなくて、コミュニケーションを取りたいんだ。
その手法はなんだっていいじゃないか!

そして決意した、「コミュニケーション設計所」という社名

自分自身の思いを元に、社名をどうしようかと思いました。いろんな名前も考えましたが、自分がやりたいことは何か、それはコミュニケーションデザインです。小洒落た言い方をしたら「コミュニケーションデザイン」です。このサイトに訪れた方にとっては、コミュニケーションデザインという言葉には親和性が高いかと思いますが、個人的に感じる「デザイン」というワードに対する多くの方の認識。

どこか「デザイン」というワードには「ビジュアルデザイン」というイメージが強いのも確かなことではないでしょうか?そこに縛られたくなかった。なので、デザインを和訳の極みである「設計」に落とし込んだのです。

そして、「コミュニケーション設計所」という最近ではないネーミングにしたのです。

少し余談になりますが、その昔上司についてくれた方に言われた言葉がしっかりと頭に残っているのです。「うどん屋は、⚪︎⚪︎うどんって名前にしないとわからん。蕎麦屋は、⚪︎⚪︎蕎麦ってしないと見つけてもらえない」。確かにそうです。もっと拡大して言えば、眼科は⚪︎⚪︎眼科です。何をする会社なのか・・というのが名前をみてわかってもらうようにしようという下心も満載です。

もちろん、捉え方は自由。この社名から感じていただける「コミュニケーション設計」に対して声をかけてもらえたら・・という自分の幅を広げる目的もあります。

まずは話を聞かせてください

とこんなことを書きながら、自分自身のコミュニケーションが最善かというとそうではありません。私だって下手くそです。でも、皆さんが何かお持ちである課題をコミュニケーションの視点から改善させてもらえたらと思っています。

これから始まる「コミュニケーション設計所」にお話を聞かせていただければと思います。どうぞ、よろしくお願いします!

著者:稲本浩介

著者:稲本浩介

コミュニケーション設計所代表 / 情報アーキテクト

「わかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?」を常に考える福岡の情報アーキテクト(IA)。前職では主にWebサイト制作にディレクターやエンジニアとして関わり、ホームセンターや老舗菓子メーカーのEC事業の構築および運用にゼロから携わる。その活動は、ウェブサイトの枠に限定せず、動画やイベント実施などコミュニケーションという視点でのわかりやすさを追求。大学や社会人講座、企業における講演経験もあり多方面にて活動中。

▶ X(Twitter):@sevenina